中国、スリランカなどではよくお酒を飲みますが、東南アジア、インドからアフリカにかけてのマサラ料理文化圏では、宗教上の制約がある場合もあり、日本や欧米ほど多種多様なお酒を楽しむということは少ないようです。
マサラ料理文化圏の多くの国で、口当たりの軽いビールや香辛料の入ったビール、果実・穀物から作った地酒をよく見かけますし、人気があるようです。
カレーに合わせるなら、あまり重くなく、のどごしの良いビールからでしょうか。
一方、日本ではメニューに合わせて選べるお酒が幾つもあります。
日本人にとってカレーに合うお酒は?となると、やはり生ビールがイチオシだと思います。日本では、のどごしで飲むアメリカンタイプのビールを好む人が多いようですが、カレーにもこれが良く合います。
生ビールや、カットライムを入れてラッパ飲みするスタイルがすっかり定着した「コロナビール」は、オイリーなカレーでも、のどを潤しながら口の中をサッパリとして食事がすすみます。『キーマカレー』や『北インド風チキンカレー』などと一緒に飲んでみてください。ビールはカレーの美味しさを引き立ててくれます。
メキシコは新大陸でもっとも早くビール醸造が始められた国で、醸造技術の向上はドイツとスイスからの移民の力によるところが大きいそうです。
5.6% alc/ volGrupo Modelo MEXICO
|
ボタニカル、ライム、香辛料が爽快さを生む。
「ジンライム」の柑橘系のフレッシュな爽快感は格別です。ジンに含まれる10種類前後のボタニカル(ハーブなどの植物)とライム、そしてカレー(マサラ料理)の香辛料がお互いにぶつかることなく、いい感じで調和します。
また、少し甘みが欲しい場合は、食前酒としても美味しい「梅酒のペリエ割り」や、ほろ苦さと甘みがある「カンパリソーダ」も香辛料の辛みやマサラオイルと調和するのでおすすめです。
|
厳選した梅の果実を奄美諸島の黒砂糖で丹念に仕込み、さらに一年間熟成。優雅な香りとコクのある梅酒の深い味わいがあり、ロックでもペリエ割りでも美味しい梅酒です。ソーダ割りにはいろいろな銘柄のソーダを使ってみましたが、ペリエの源水の味と割と細かい発泡炭酸の感じがいいようです。
14% alc/vol(本坊酒造/鹿児島)
芋焼酎造り 五代梅酒にすりつぶした南高梅の果肉を加え、果実の薫り、ジューシーで濃厚な味わい。梅太夫も、ロック、ペリエ割りともに美味しい梅酒です。
12% alc/vol(山元酒造/鹿児島)
|
「ラフロイグ10年」の強烈な個性。
スモーキーな味わいと強いピート香を持つアイラ島のシングルモルトウイスキー「ラフロイグ10年」は、その強烈な個性で香辛料の料理に負けないお酒として楽しめます。が、このようなテイストのモルトウイスキーを飲んだことがない人にとっては、ちょっと驚くようなインパクト(これがスコッチか!?!消毒液の匂いだ!)がありますのでご用心。
ラフロイグのおいしさの特徴は、いい意味での荒々しさではないかと思います。そういう意味ではは10年物が一番。15年、30年など、より長く眠っていたラフロイグより、香りをかいだ時、最初の一口を飲んだ時に沸き上がるイメージがシャープで豊かな感じがする。
アイラでアードベッグと肩を並べる強いスモーキーフレーバーとピート香を持つラフロイグが、世界中で支持されるのもこの辺りに理由があるのではないかと勝手に思っています。
強烈なヨード香については、インターネットで調べてみると、夏にアイラ島の海辺で乾燥するピート(泥炭)に海の香りが染み込み、これがラフロイグの強烈なヨード香の源という説や、ラフロイグ蒸留所がピートを切り出している場所に大量の苔が含まれていて、これが独特のヨード香を生むと言われている。(WikiPedia参照)など、はっきりしたことはよく分からない。 特徴は強いスモーキーフレイバーとヨード香ですが、洗練された滑らかなスコッチの風情とオイリーな風味があります。余韻はとても長く、やはり非常にスモーキーです。
43% alc/vol LAPHROAIG OFFICIAL
|